ヘボコン Makers Oasis アーカイブ映像と受賞者情報
2025/2/4~2/5@オアシス21(名古屋)、Tech GALAカンファレンス内、Makers Oasisにて開催したヘボコンの映像と、受賞ロボットの紹介です。
Day 1
最ヘボ賞は「ながうで(りっくん)」。タミヤのクローラーセットを買ったものの作り切れずギアボックスだけで出場、動かすと本体ごとひっくり返りながら回るクセのある動き、そして電池を+ー間違えて動かなくて焦る人を久しぶりに見られました。

ギャル電賞は「ビンタくん(平井)」。「ビンタ」と書かれた手がただただ回ります。移動は不可。養生テープで雑に固められた本体を「装甲」と言い切る心の強さと、胸に描かれた急にキティちゃん風のリボンがギャルの心をつかみ受賞

ヘボコンマスター賞は「文系の憧れ(桜濱)」。要素が多いマシンなのですが、ニスを塗ったかまぼこ板にホットボンドで電子部品が貼り付けられた基板(?)が呪術的で良かったです。この写真だとわからないですが左上に両面テープで雑に貼られた猫の手書きの顔がかわいかったのも惹かれました

優勝は「目くらまししたい号(山崎)」。タミヤの6脚ロボに100均のライトを組み合わせたマシンですが、偶然太陽の塔みたいなビジュアルになってました。が、その後接着の甘かった首がきれいにもげたため、純粋にただのタミヤのロボットになる展開も。

そして準優勝は「フォークリフトでこんなことはしてはいけません号(Sズキ ヤマモト)」。フォークリフトのラジコンを魔改造したマシン。温存しておいた必殺技、ビー玉ばらまきを最終戦で観衆の期待高まる中ついに解き放つも、ネットが引っかかって一個も出てこず「シーン…」ってなりました。

Day 2
最ヘボ賞「利美と光子の生活(青木聖)」。引出物の廃品のお盆(利美と光子の銘入り)をリユース。本体に見えるお盆一式は実は飛び道具であり、新婚の良さを敵機に押し付け理解らせるマシンだが新郎の衣装だけよく見ると服ではなくボディペインティング。

ギャル電賞は「LOVE♡えもん(チーム大黒点)」。某えもんと一体化しているのは100均の毛玉取り器で、後ろのハート付きファンを回して前進。敗戦時に後ろに転倒するとファンが接地し「えもん」が高速回転を始める、その姿に「あまりに愛の伝道師すぎる」と文章では説明しづらいインパクトで受賞

ヘボコンマスター賞は「神からのおくりもの(Sズキ エグチ)」。石川が空き時間に作りかけて放り出していたバネ動力で動くマシンを諸事情あって継承。「仕事ってこうやって不十分な引継ぎで任せられることありますよね」と社会人らしいコメントの後は何が起きてもすべてが社会の厳しさに見えました

優勝「魔改造ウルフィ1剛(メ~テレ)」。タミヤの六足歩行カブト虫の素体に、名古屋テレビのキャラ「ウルフィ」を棒で突き刺したマシン。メ~テレは本イベントの主催団体ですが主催者が優勝をかっさらっていくというイベント運営の根幹を揺るがす由々しき事態
準優勝「ファンサして(一ノ瀬)」。ファンサを求めるうちわ一本は重すぎたため断片だけを搭載、ファンサしてほしい気持ちだけで決勝戦まで生き残る。キャタピラの履帯が外れがち。電飾が雑に養生テープで貼ってあるところもチャームポイント。
